本書を一言でいうことタイトルの通り「目標達成するには目標達成を目指してはいけません!」というようなことを書いています。
矛盾した日本語に聞こえますが、その意味はこれから少しずつわかっていくことだと思います。
この本の目的はあなたの今の思考の枠組みを変えることです。
もし、あなたが既に何でも手に入れている人なら必要ありません。
しかし、頑張っているのにも関わらず成果が得られていない、空回りをしているなら、まず間違いなく今の思考の枠組みが間違っているからです。
この後から説明をしていくいくつかの方法はあなたが知らないこともあれば既に知っていることもあるかもしれません。
ありきたりではありますが「知っている」という時点であなたの思考は停止し考えなくなります。
知っていたとしても改めてあなたの知っているという考えを疑って欲しいのです。
何故なら、あなたが本当に理解しているならば結果が出ていないとおかしい。
つまり知っているだけでそれを活かすことが出来ていない時点で本当の意味での知っているとは言えないからです。
コーチングとは知識ではない
この本は世間一般に出ているような知識だけを伝えるような内容ではありません。
あくまでもコーチングとしてあなたに提供していきます。
コーチングは知識を与えるものではなくて考えてもらうものです。
これからこの先、あなたには何度か「考えて下さい」とお願いすることが増えると思います。
1対1のコーチングでは考えてもらいその答えが本人の口から出るまで待ちます。
このプロセスが大事なのです。
なのでこの本を通じてノウハウをつまみ食いするということを目的としているなら多分成果はでません。
そこに価値はないからです。
ですので本書を通じて考えてもらいたいのです。
もし、可能なら考えてもらう時に私はあなたに直接「どう思いますか?」と質問して考えてもらうと思います。
そうすれば質問されたあなたは答えるしかない。
考えて答える、このプロセスがとても大事だということです。
でも、今は文字だけのやりとりなのでそれは叶わない。
なので、もしあなたが本気で目標を達成したいと思うならこの先「考えて下さい」と私がお願いをしたら本当に考えてほしいのです。
この社会は情報に溢れています。
なのに成功できない人がいるというのは知識に正解があるわけではないからです。
知識は力であっても結果ではありません。
真の結果は考えることによって生まれます。
この世の中で検索をすればたくさんの情報は与えられます。
本書でもたくさんの知識を提供すると思いますが、大事なのはそこではありません。
大事なのは考える事なのです。
なので本書を通して考えるというプロセスを経験して欲しいと思います。
知っていても出来ない
私はサラリーマン時代からコーチングを学び始めました。
学び始めから数えてもう11年になります。
サラリーマン時代には一時期教育担当をやっていました。
会社に入ってきた新人さんをデビューさせる仕事です。
そこである問題にぶつかりました。
一通り実践で必要なことを全て教えたはずなのですが実際に仕事をさせてみると出来ない人が数名出てきました。
教えたことは全て覚えていて理解もしています。
しかし求められている成果が出せない。
知識がある、でも結果が出ないこの差は何だろう?とそこからコーチングを学び始めました。
あなたもありませんか?ノウハウコレクターと呼ばれるほど知識は十分にある。
でも今の現実は何も変わっていない。
知識は力だと思っていたのに実際にはそれだけでは足りない何かがある。
私はそう思い始めたわけです。
次へ続きます・・・
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